ビーズのお話① はじめてのビーズ

「ビーズ細工をやってみたいのですが、何をすれば良いか全然わかりません…。」

…と、1か月ほど前に、PTAで手芸担当になった方がお話ししていました。

確かに、コロコロとした粒のビーズを眺めていても、これでどうしろと…と思いますよね。


ビーズ以外の他の分野で得意なものがある場合、例えばかぎ針編みが得意ならビーズを糸に通して編み込んでいくビーズクロッシェ、刺繍が得意ならビーズ刺繍を勧めたり出来るのですが。

全くの初心者の場合は、まずは「どういうものを作りたいのか」を考えてもらったほうが良いかと思います。


立体的なモチーフが作りたいのであれば、テグスを使った8の字編みを覚える必要があります。

作り図が独特で、最初のうちは見方がわかりにくく感じるかと思いますが、一度マスターしてしまうと色々応用が利く編み方です。

作り方の書籍やキットが色々販売されています。


専用の針と糸を使ってビーズを織り込んでいく(織り機を使わないでステッチを使って編み込んでいく)オフルームという作り方もあります。

感覚的にはビーズで絵を描いていくような感じです。

熟練者になると複数のステッチを駆使して立体的なものを作ったりも出来ます。

書籍ではデリカビーズが材料の場合が多いのですが、作図を作る際に縦横比を変えて作ってあげることで、丸大丸小のシードビーズでも作ることができます。

(シードビーズはデリカビーズと比べて粒の大きさにばらつきがあるので、大きさを揃えて使っていくと仕上がりが綺麗です)


そのほかにも、丸くコロコロしたチェコビーズを9ピンで繋げていったり、Tピンの頭で引っ掛けてぶら下げたりするだけでも、可愛らしいアクセサリーを作ることができます。


考えていても何も始まらないので、まずはチャレンジしてみましょう(^-^)


去年のクリスマス時期に制服のエプロンに付けていた天使ちゃん。

頭の上のアホ毛はボールチェーン通すためのワイヤーです(´・ω・`)


馬モチーフに羽か角つけるのはお約束(笑)



Translucent elements

管理人:Little Rare 水、空、光、季節を感じさせるものをモチーフに レジンを原材料としたネックレスを作っております。